所有する物件をペット飼育可能にする場合の大切なポイントをご紹介!
現在、ペット飼育が可能な賃貸物件はまだまだ多くありません。
所有する物件をペット飼育可能にすることのメリット・デメリットって?
そのため、ペットの飼育を可能にすることで空室に悩んでいたお部屋を満室にできる可能性があります!
ですが、ペットの飼育を可能にする際には気を付けるべきポイントがあるのです。
今回は、そんなペット飼育可能にする際に忘れてはいけない大切なポイントをご紹介していきます。
ぜひご参考にしてください。
ペット飼育に関する条件を決めておく
まず、飼ってもいいペットの種類をしっかりと決めておくことが大切です。
もし、ペット飼育可能とだけの条件のみだとすると、入居者さんとオーナーさんでの“ペット”に関する認識の相違からトラブルを引き起こしてしまうということが考えられます。
オーナー様の中では犬や猫のイメージがあったとしても、入居者さんの中にはもっと大きい動物でもペットであるということも十分考えられます。(最近大きなヘビがお部屋から逃げ出したニュースがありましたよね。)
そのため、契約書等にあらかじめ飼育可能なペットについて詳細に記載しておきましょう。
犬や猫、小鳥など具体的に動物の種類を記載するとよいですね。
また、犬は特にですが、それぞれの種類によって大きさが異なってきますよね。
そのため、より具体的に“小型犬”などの大きさも指定しておくと認識の相違によるトラブルを防ぐことができるのではないでしょうか。
さらに、大型犬や中型犬の認識の相違も防いで完全にトラブルを防止するのであれば、体高何センチまで・体長何センチまでと細かく決めておくとさらによいのではないでしょうか。
何匹まで飼育可能かも明確に!
あらかじめ何匹まで飼育可能にするか決めておくとよいでしょう。
入居する際にはルール内の飼育数だったけど、入居中に飼育数が増えていた、、、
ということがないように入居後のことまで考慮して契約書を作成しておくとよいですね。
具体的に何匹までとしっかりと決めて、記載しておくことでその後のトラブルを防ぐことが可能です。
ペットが多くなることで鳴き声が目立ってしまったり、ニオイがきつくなったりとトラブルの要因となってしまう恐れがあります。
ルールを明確にすることは大切です。
敷金・家賃
ペット飼育可能の条件として、敷金をペットを飼育しない場合よりも多めに徴収したり、家賃を毎月増額で徴収するというケースが多いようです。
と言うのも、ペットを飼育するとなると、ペットのニオイや、壁や柱への引っかき傷などが残ってしまうことが多いです。
汚れてしまったりニオイがこびりついてしまった壁は張り替えが必要となりますよね。
そのため、退去時の原状回復費用としての敷金をあらかじめ多めに徴収するようです。
そうすることで、退去時に必要な費用を払えない・払いたくないなどのトラブルなどを避けることができます。
こちらに関しても、もし後から飼育したいと申し出があったときにスムーズに取り決めの確認ができるように、入居後のペット飼育に関してのルールも取り決めておくとよいでしょう。
入居後の飼育はそのタイミングで敷金を上乗せ分徴収することで、ほかの方と同じ条件になりますね。
原状回復のルールをしっかりと決めておく
借地借家法では、基本的に借主=入居者さんに不利になるような特約をつけても無効になるとされています。
そのため、むやむやたらに何でも請求していいというわけにはありません。
ですが、原状回復におけるトラブルとガイドラインではクロスの張り替えなどは賃借人の負担となるとの記載があるため、ガイドラインに基づいた上で特約を設けることでのちのトラブルを防ぐことが可能になるではないでしょうか。
ペット飼育のあった部屋の退去後はニオイがあり、壁紙の張り替えは必須となることが多いです。
そのため、そのあたりのルールは明確にしておく必要がありますね。
ルールを明確にしてトラブルを避けましょう
ペットの飼育を可能にすることで、需要がさらに増加すること、ペット飼育可能な物件はまだ少ないということからライバルも少なくなり、見つけてもらうチャンスもより広がるということからうまく活用すると賃貸経営にとても有効的なんですね。
ですが、メリットばかりではありません。
やはり原状回復が大変になってしまいますし、トラブルの発生も考えられます。
また、一度許可したペット飼育を、再び禁止にすることも簡単ではありません。
そのためしっかりとメリット・デメリットを考え、ルールを明確にすることをおすすめします。
弊社は名古屋の賃貸管理会社です。
名古屋周辺の物件の空室にお悩みのオーナー様がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご相談くださいませ!
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