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2021年07月27日
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木材不足と高騰の原因は?日本の木を使って解決はできない!?

【最終更新日 2021.7.27】

現在、住宅業界で問題として挙げられているのが

木材不足と高騰

です。

この木材不足と高騰問題は、

ウッドショック

とも呼ばれておりますよね。

今の日本は、海外からの木材の仕入れが減っていることによって、建築業界全体で木材の不足と高騰=ウッドショックに悩まされているのです。

木材が不足し、家の型をつくることができないため、新しいお家が建てられない。

→その結果、お家の施工が間に合わないのです。

これがウッドショックです。建築業界ではとても大きな問題となっているでしょう。

でも、日本って見渡す限り、木はたくさん生い茂っていますよね?

木材不足なんて言葉が似合わないほどにです。

ウッドショック?そんなの日本には関係ないのでは?なんて思ってしまします。

なのに、どうして家の建築に使用するための木材が不足しているのでしょうか。

海外から輸入が難しいのであれば、はなから日本の木材を使えばよい話なのでは?

ですが、そうはいかないんですね。

だから日本は深刻な木材不足に困っているのですね。

しかし、なぜ木がたくさん生い茂る日本で木材不足、高騰=ウッドショックが叫ばれているのでしょうか。

今回も記事では、その疑問を解決していきます。

木材不足でお困りのお客様、新築施工が遅れてしまっているお客様、ぜひご参考にしてくださいませ。

木材不足による供給のひっ迫、価格の高騰

そもそも、なぜ木材の輸入が減っているの?

まず、現在の深刻な木材不足・高騰には、新型コロナウイルスが影響しています。

新型コロナウイルスは全世界で大きな打撃をもたらしましたよね。

経済、オリンピック、、、、さまざまなものに影響を与えました。

そんな中、アメリカではコロナの影響でテレワークや、在宅時間が増加したことにより、都心から郊外に引っ越し、そこに一戸建てを新しく建てて住む方がとても増えました。

家を建てるためにはもちろん木材が必要ですね。

そのため、アメリカではこのコロナ禍で多くの木材が消費されました。

また、中国では、いち早くコロナの封じ込めに成功し、経済活動が再開されたことによって早いうちから木材の需要が高まりました。

そのため、大量の木材はアメリカと中国ですでに沢山使用されており、日本の分まで余裕がない状況です。

日本にまで木材がまわってこないのです。

その結果、日本での木材不足が発生し、ウッドショックで混乱が起きているのです。

木を少し確保できたとしても数が少ないため、価格の高騰は避けられません。

それに加えてさらに木材不足、ウッドショックを加速させた原因が、

コンテナ不足

です。

木材を海外から運ぶためにはコンテナが必要です。

にもかかわらず、コンテナの荷物を下ろすための人出が不足しています。

ですが、コロナの影響によって外に出ない生活がスタンダードになりつつあり、運ぶものは増加する一方です。

運ぶものは多いのに、その荷物を下ろす人は不足している。

それによってコンテナが港に滞留してしまうのですが、そのコンテナを中国が大量に買っているため、他国でコンテナが手に入りません。結果としてコンテナ不足となってしまっているのです。

アメリカと中国での

木材の需要の増加コンテナ不足

この2つが重なって日本の木材不足・高騰が重症化しています。

この深刻な木材不足がウッドショックと呼ばれているのです。

それなら日本の木を使えばいいのでは?

ウッドショックで建築業界全体が困ってしまっている日本。

その日本で使用されている木材のうち、約7割が海外からの輸入で、国内の木材、国産材の使用はわずか3割ほどです。

ですが、日本の国土はおよそ7割が森林であるというのに、なぜここまで海外輸入に頼っているのでしょうか。

日本にたくさんある森林の木を使えば、現在問題となっている木材不足なんて起きないような気がするし、スギやヒノキの花粉症も楽になって一石二鳥な気がするのですが、、、。

ウッドショックに悩むこともなかったような気がするのですが、、、

しかし、そうはいかないんですね。

ここからは、なぜ日本の木を使用して、ウッドショックと呼ばれる木材不足を解決できないのかの理由を解説していきます。

日本の木が使われない理由①価格の差

ウッドショック解決のために日本の木が使用されない1つ目の理由が、国産材と輸入材の価格の差です。

日本では昭和30年代に木材の需要が増加し、供給が不足しました。

それにより国産材の価格の高騰も避けられない状況になったのです。

日本国内の木の需要と供給のバランスが崩れ、価格は高騰。

しかし、木材は絶対に必要、植えたとしても数年で使用できる大きさになるわけもなく、、。

そうなると、木材の不足と高騰を解決するためにも海外に頼るしかありません。

そのような理由から、木材不足や、高騰問題を解消するために昭和30年以降から徐々に海外から木材を輸入するようになり、昭和39年には

木材輸入の自由化

が完了し、安く、大量に入手でき、質も十分な海外の木材が供給のメインへと変わっていきました。

そこからずっと変わらず、海外の木材がメインで使用されている状態なのです。

そのため、海外の木材が手に入らなくなったいま、木材不足、つまりウッドショックに悩んでいるという状況です。

だって、大量に質の良いものを手軽に低価格で手に入れられるのであれば、手に入れますよね。

日本の木が使われない理由②林業従業者の減少

きれいで丈夫な家を建てるためにも、住宅に利用する木材は品質がよいものであることが望ましいです。

ですが、日本の木はまっすぐ、きれいに乾燥させるのが難しいものが多いため、満足に使用できる状態の木材にするまでに時間も費用もたくさん必要となってしまいます。

また、木を丈夫に強くするためには、間伐などの手入れが必須です。

間伐をし、木の成長を促すことで、1本1本の幹が太くなっていきます。

にもかかわらず、林業の人出は不足し、また、高齢化も進んでおり、間伐や主伐をする人員の確保ができないという状況に陥ってしまいました。

木を丈夫にすること、伐採すること、使用できる状態までもっていくこと、すべてに必要な人手が不足してしまっているのです。

元をたどると木材の輸入自由化により、国内木材の供給率が低下し、仕事が減ったことから来ているのですね。

ただ、こちらの林業従事者の不足問題に対して、現在は、

「緑の雇用担い手育成対策事業」

が実施されており、林業の就業者を募っていることから徐々に回復しているようです。


木材不足からの復活にはまだ時間がかかりそうです

数は少ないものの存在する国産材でも、以前からお取引のあった業者を優先してお渡ししているため、木材不足で困っている方が多い。ということなんですね。

日本で使用される木材の7割である輸入材の

深刻な不足状況と高騰の解決

にはおそらく時間がかかるでしょう。

また、国産材の供給を増やしていくのもすぐには難しいです。

当分はこの厳しいウッドショック状態が続いてしまうかもしれません。

コロナと木材の不足・高騰ともにはやく終息することを祈るばかりです。

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