所有している物件で使用するガスって変更できるの!?
以前、こちらの記事で(入居のチェックポイント!?プロパンガスと都市ガスの違いって?)都市ガスとプロパンガスのちがいについてご紹介しました。
どちらも海外から輸入していることや本来は無臭であることなど同じ点もありましたが、ガスの原料や各家庭までに届くまでの流れなど異なる点もいくつかありましたね。
このガスですが、もし、使用するガスの種類を変えたいと思った際に変更することは可能なのでしょうか?
今回は、そんな使用しているガスを変更することについて解説していきます。
都市ガス→プロパンガス
プロパンガス→都市ガス
都市ガス→都市ガス
プロパンガス→プロパンガス
すべてご紹介していきますのでぜひ参考にしてください!
プロパンガス→都市ガス
まず、プロパンガスから都市ガスへの変更についてです。
プロパンガス→都市ガスに関しては条件次第では可能ということになります。
そして、その条件とは、
①変更を希望する物件の近くをガス導管が通っていること
②ガス導管を物件まで引き込む工事の許可が取れること
です。
まず、そもそもガス導管がなければガスをお部屋まで運ぶことができませんもんね。
そのため近くにガス導管がある必要があります。
もし、近くにガス導管が通ってなかったとしても、近くまでガス導管を引いてきて利用することは可能です。
ただ、その場合は距離が遠くなれば遠くなるほど工事費用がとても高額になるのであまりおすすめはしません。
ガス導管引き込みに関して、通過する道が指導の場合、もし所有者からの許可が得られなければ、工事自体ができなくなることも考えられます。
都市ガス→プロパンガス
こちらの場合はガス導管を引き込むような大掛かりな工事などは必要ありません。
ただ、敷地内にガスボンベを設置できるスペースがあるということが必須条件です。
ガスボンベの中のガスを使用するわけですので、それを置くスペースがないのであればガス自体使用することもできないですよね。
そのため、設置スペースの確保が難しいようなら、都市ガス→プロパンガスの切り替えが難しいでしょう。
都市ガス→都市ガス、プロパンガス→プロパンガス
以前まで、家庭で使用する都市ガスは、地域ごとに決められた会社としか契約できませんでした。
ですが、2017年4月よりスタートしたガス自由化によって、ガス会社の選択が可能になったのです。
そのため、現在では自由にガス会社を選択することができ、その際に新しい工事なども必要ありません。
プロパンガスの変更も、すでにガスボンベを設置するスペースがあるためこれと言って大きな壁はありません。
プロパンガスは都市ガスと異なりずっとガス料金が自由であったため業者によって料金が大きく異なります。
そのため、入居者の方から料金が高すぎる!と相談があった場合にはほかの業者に相談してみると半分以上安くなった!なんてこともあるようです。
都市ガスよりも高いというイメージを持たれがちなプロパンガスですが、正しく業者を選べば都市ガスと同等の料金で入居者さんに使用してもらえます。
使用するガスを変えたときに忘れてはいけないこと
都市ガス→都市ガス、プロパンガス→プロパンガスのような変更であれば関係のないことですが、都市ガス→プロパンガスやプロパンガス→都市ガスのような変更の場合、気を付けなければいけないことがあります。
それは、都市ガスとプロパンガスでは使用する使用できるガスコンロが異なるということです。
もし仮にガスを変更したのにガスコンロをそのままにしてしまっていると、機器の故障の原因となってしまいます。
また、それだけではなく、不完全燃焼が原因で一酸化中毒になってしまったり、爆発してやけどにつながってしまったりということも大いに考えられます。
そのため都市ガス→プロパンガスやプロパンガス→都市ガスの変更を行った際にはガスコンロの変更も忘れないようにしましょう。
ガスの切り替えは可能!でも条件があることも
使用するガス自体を切り替えることは可能ということがわかりました。
ですが、それには条件もあり、絶対に100%というわけではないんですね!
現在使用しているプロパンガス料金が高すぎるけど、都市ガスへの切り替えが物理的に無理だった。。。
という場合はプロパンガス→プロパンガスの切り替えも視野に入れてみることをおすすめします。
弊社は名古屋の賃貸管理会社です。
入居者さんからのお問合せや入退去の対応、原状回復工事など最初から最後までお任せください!
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入居のチェックポイント!?プロパンガスと都市ガスの違いって?
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