株式会社満室計画
2019年05月31日
賃貸住宅の税金とときどきお酒の話
賃貸契約
◆賃借人の善管注意義務
アパートやマンションを賃貸契約した経験は大抵の人があるかと思います。
転勤や卒業などでアパートなどの解約もセットで経験されているはずです。
解約の時、原状回復費用を請求された方も結構おられると思います。
意味も解らず高額な費用を請求された経験もあるかと思います。
原状回復とは何かを知っていれば請求金額を大幅に削減できるかもしれません。
原状回復とは何かを知って得しましょう。
■善管注意義務違反とは
賃借人は、賃借物を善良な管理者としての注意を払って使用する義務を負っています(民法第400条)。建物の賃借の場合には、建物の賃借人として社会通念上要求される程度の注意を払って建物を使用しなければなりません。日頃の通常の清掃や退去時の清掃は賃借人の善管注意義務に含まれると考えられます。
賃借人が故意に、又は不注意で賃借物に対して通常の使用をした場合よりも大きな損耗・損傷等を生じさせた場合には、賃借人は、善管注意義務違反によって損害を発生させたことになりますから、賃借人が原状回復義務を負い、その修繕費は賃借人が負担することになります。
国土交通省のガイドラインはコチラ⇒「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について
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