2020年の家賃アップランキングで初ランクインした遮音性の高い窓って?
このブログでも何度もご紹介している全国賃貸住宅新聞が毎年発表している
『この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる』ランキング、
今年は昨年と同じ設備が順位を変えてランクインをしているものが多かったです。
その中で、突如ランクインを果たした設備が
遮音性の高い窓
です。
ファミリー向け物件のランキングで第14位でした。
窓の遮音性は家賃アップにつながる大切なポイントということですが、そもそも窓の遮音性はなぜ必要とされているのでしょうか?
そこで、今回は遮光性の高い窓を入居者さんが求める理由や遮音性を高める方法をご紹介していきます。
「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」2020年版を分析して空室をなくしましょう!
窓の遮音性の大切さを再度考えてみましょう
その中の窓ひとつをとっても商品ごとに特長や性能が異なってくるのです。
そんな中突如ランクインした遮音性の高い窓。
どのようなときに役立ち、需要を高めているのでしょうか?
●内部から外部への騒音をカットする
遮音性に優れた窓を使用していることで、お部屋内部の音を外に漏らしてしまう心配が減少されます。
音の原因は、お部屋の中で演奏するピアノなどの楽器や入居者さんの話し声やテレビ
を視聴する生活音、飼っているペットの鳴き声などさまざまです。
音の問題はとてもデリケートであり、クレームやトラブルにもつながることが考えられます。
実際に、集合住宅のクレームに多いものとして騒音は挙げられるほどです。
ですが、遮音性の高い窓であれば、外への音の流出を防ぎ、トラブル対策になりますね。
●外部からの騒音をカットする
もちろん、内部からの外部への騒音をカットするだけではありません。
その逆、外部からの騒音もカットすることが可能です。
近くに電車が通っていたり、道路が多かったりすると電車や車の走行音が気になりますね。
それ以外にも入居者さんは、お隣さんの生活音や楽器の音など、自分自身でも発生させる可能性のある音で悩まされる可能性もあります。
正直、電車等の交通環境が理由による外部からの音以外は入居前には分からないですよね。
この『音』に関してはそれが原因で夜も眠れなくなったりしてしまうほどデリケートな問題です。
そのため、周辺の音や騒音によるトラブルで退去してしまうというのもあり得る話となってきます。
長く住んでもらうということを考えると、外部からの音を少しでも軽減できた方がいいですよね。
そうすることで、入居者さんにとってストレスフリーな環境を提供することができます。
窓の遮音性を高めるには?
今回は遮音性の高い窓がランクインしておりました。が、遮音性を高めるためには、窓自体を取り替える以外にも方法があるようです。
窓の遮音性を高める方法をご紹介していきます。
・遮音シートを貼る
こちらの方法は大きな工事が必要ないため、お手軽ですね。
窓本来の機能を損なわないためにも透明の物を購入してくださいね。
ですが、遮音シートによる騒音対策は、お手軽ではあるものの効果テキメンというわけではないようです。
・二重窓にする
最初から設置されている窓の内側にさらに窓を取り付ける方法です。
そうすることによって、最初から取り付けてあった窓と内窓の中で音が反射し、反対側に漏れる音は小さくなるという仕組みで効果があらわれます。
この二重窓は遮音性も高く、その他にも防犯対策にもなりますが、掃除が大変になるのがネックです。
ただ、やはり効果は高いですし、この方法も設置できる環境が整っているのであれば効果的かと思います。
遮音性の高い窓をご紹介!
ここからは、商品そのものに遮光性が備わっている商品をご紹介していきます。
YKK ap 異厚複層ガラス
この商品は厚さの異なるガラス2枚で構成されており、その異なるガラスの間で遮音効果を発揮させます。
というのも、同じ厚さ同士で構成されたガラスでは、音が共鳴してしまい、遮音性能が落ちてしまうようです。
2つのガラスの厚さを変えることで、共鳴現象を防いでいます。
YKK ap 防災安全複層ガラス 防音タイプ
こちらは、ガラスとガラスの間に『防音特殊フィルム中間膜』という膜が挟み込まれており、それによって遮音性を発揮させます。
このガラスの中間膜がかなり優秀で、紫外線を99%以上カットし、さらに窓ガラスが万が一割れたときにも飛散しにくくなっているそうです。
音が気にならないお部屋にして長く入居してもらいましょう!
途中で少し記述しましたが、“音”は退去の直接な原因にもなるほどストレスになりやすい問題です。
今回のランクインからも音のストレスを抱えず、快適に生活することを入居者さんが求めているということがわかりますね。
特に、今回のランクインからもわかるようにファミリー向け物件では需要が高いです。
ただ、正直最初から遮音性の高い窓を絶対条件としてお部屋を探している方は少ないかもしれません。
ですが、候補が絞られたときの決め手になることはあるでしょう。
ほかの物件との差別化を図るひとつのアピールポイントにもなります。
部屋探しをしている方の声を参考にし、窓の性能を高めてみることをおすすめします!
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