賃貸物件の洗濯機置き場ってやっぱり室内にあるべきなの?
全国賃貸住宅新聞が発表している『この設備がなければ決まらない』ランキングでトップを譲らないのが
室内洗濯機置き場
です。『この設備がなければ決まらない』ランキングで1位、つまり、洗濯機置き場が室内でないとほかで相当な魅力がない限り大衆にウケない物件になってしまうということですね。
これは大変です。しかし、なぜここまで室内洗濯機置き場は絶対の条件となっているのでしょうか?
室外でも洗濯はできるわけだし。。。というわけにもいかないんですね。
そこで今回は、室内洗濯機置き場がなぜここまで需要があるのか、必要なのかをあたらめて考えてみましょう。
賃貸物件における室内洗濯機置き場の完備率
室内洗濯機置き場は絶対に必要!とは言うものの、実際にどれぐらいの物件で室内に洗濯機置き場があるのでしょうか。
弊社のある名古屋市千種区で検索してみますと、、、
紹介可能な物件は全体で12,695件です。そこに、室洗濯機置き場のチェックを入れると、
11,089件となりました!1,606件が室外に洗濯機置き場があるということになりますね。
実に87%もの物件で室内洗濯機置き場が完備されているのです。
室外洗濯機置き場の場合、この87%の物件に打ち勝つような魅力を打ち出さなければいけませんね。
室内洗濯機置き場はなぜこんなにも需要が高いの?
室内洗濯機置き場は毎年人気設備としてランキング上位に上がってくるのはなぜでしょうか?
入居者目線での室内洗濯機置き場の魅力を考えてみます。
・気温や天気の影響を受けない
室内に洗濯機置き場があるときは気にも留めないですが、室外洗濯機置き場で洗濯をするときに気付くでしょう。
洗濯をするためには、洗濯物を入れて、洗剤や柔軟剤を放り込み、洗濯が終わればその洗濯物を中から取り出す、、、
この一連の流れは室内であれば特に苦労なく行うことができますが、寒い真冬や雨風の吹き荒れているときを想像してみてください。
洗濯がしんどくてしんどくてしょうがないですよね。しかし、洗濯をしないと着るものもなくなってきてしまいます。
このように室外洗濯機置き場だと、天候や気温が悪影響をもたらしてしまうんですね。
しかし、室内洗濯機置き場であればそんなことはなく、特に気にする必要がありません。
・洗濯の時間帯をあまり気にする必要がない
室内にあるということがある程度の防音対策もとれるため、入居者の方もそこまで時間帯を気にする必要がありません。
そのため、毎日忙しい方でも洗濯で困ることが減りますね。
ただ、あまりにも遅い時間ですと静かなため、音が目立つこともあるのでそのあたりは契約書等で洗濯の時間ルールを設けるとトラブルが減るでしょう。
一方、室外に洗濯機置き場がある場合、朝・昼・夜問わず洗濯機の回る音が周囲にダダ漏れなわけです。
どちらにあるにせよ、深夜に洗濯はできませんが、室外だとそれ以外でも周りのことを気にかけて洗濯をしなければいけませんし、それが億劫で結局コインランドリーまで足を運ぶことになる、と考えると入居者目線では嫌だなと感じるのではないでしょうか。
・洗濯物の盗難等のリスクを考える必要がない
これは、共用部分に洗濯機置き場があるときに起きてしまうおそれがあるケースです。
もちろん、あってはならないことですが、室外洗濯機ですと、洗濯が終わったことがわかりにくいこともあるでしょう。
そのようなときに終了音が聞こえず忘れてて、気付いたら洗濯物が盗難被害に遭っていた、、なんてことも考えられますね。
ですが、室内に洗濯機置き場があれば、洗濯が終わったらすぐに気づくことが可能ですし、洗濯物の盗難リスクもほどんどありません。
このように、快適さや安全面などから室内洗濯機置き場はなくてはならない条件となっているのですね。
また、それだけでなく、室外に洗濯機を置くと、雨風にさらされるため、室内に置いてあるときよりも故障しやすくなってしまいます。
安くはない洗濯機、入居者目線で考えて何回も取り換えるのは嫌ですよね。
そのようなことがおもな理由として挙げられます。
室内に洗濯機置き場をつくりたいけど可能なの?
ここまで人気が高く、もはやないと候補外となってしまうと考えると室外洗濯機置き場をどうにかしたくなるオーナー様もいらっしゃるかと思います。
洗濯機置き場の位置を室外から室内に変えることは可能です。
ただ、室内に置き場を作れるスペースがあることは絶対条件ですね。日本で売られている洗濯機の下に置く防水のための洗濯パンは
●640×640mm
●740×640mm
●800×640mm
の3種類です。最低でも640×640㎜が置ける分のスペースは確保が必要ですね。
またそれだけでなく、洗濯には水を使用するため、給水管と排水管の確保も必要となります。
さらに、洗濯機は家電製品のためコンセントも近くにあるのが条件ですね。
これらの条件がそろっていたら室内に洗濯機置き場を新設することが可能となるのです。
そのため、室内は室内でもスペース選びも大切です。
一刻も早く室内に洗濯機置き場を新設しましょう
室内洗濯機置き場は今やなくてはならない必須条件と言っても過言でしょう。
ならば、一刻も早く室内に新設すべきですよね。
しかし、それには場所の選定やそもそも、室内に移設可能なのかを調査する必要があります。
名古屋周辺に賃貸物件をお持ちのオーナー様で、洗濯機置き場を室内に移設したいとお悩みの方がいらっしゃればぜひ弊社にご相談くださいませ!
責任をもって引き受けさせていただきます。
お問い合わせは
0120-999-057
満室計画まで!
是非お気軽にご相談くださいませ!
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