フリーレントをつけることでオーナー側にメリットってあるの?
賃貸物件を貸し出しているオーナー様はきっとどんなメリットや売り出しポイントをつけて入居者を集めようと日々考えていらっしゃるかと思います。
オートロックや家具・家電完備、ウォシュレットなどの設備面もあれば、
ペット可能やDIY可能などの条件面、、、
そんな条件面の中には
『フリーレント』といわれるサービスもあります。
フリーレントは、物件を探している方目線ですと、家賃が安くなるという大きなメリットがあるため、ネットで
『フリーレント メリット』
で検索をかけると入居者目線のメリットが書いてある記事がたくさん出てきます。
そのことから物件を探している方はニーズのあるサービスであるということはわかりるんですが、、、
しかし、フリーレントをつけることによってオーナー様的にもメリットってあるのでしょうか?
もし、メリットがないのであれば少し考えてしまいますよね。。。
そこで、今回のブログでは、フリーレントをつけることによってオーナー様にどんなメリットがあるのかということをご紹介していきます。
フリーレントのメリットを一緒にしっかりと理解していきましょう!
フリーレントについてもう一度おさらい
まずはフリーレントについてもう一度改めて学んでいきましょう。
フリーレントとは一定期間家賃がかからないしシステムのことを指します。
このフリーレントが適用されるのは基本的には家賃のみの場合が多いです。
共益費や敷金・礼金には適用されません。
そして、このフリーレントは入居者目線では以下のようなメリットがあります。
・家賃の二重支払いの必要がなくなる
前の物件から引っ越すにあたり、早めに新しい物件をキープすることや、引っ越し立ち合いなどの問題でタイミングが合わず、前の部屋の家賃も支払うけど、新しい部屋の家賃も支払うというケースがあります。
しかし、フリーレント物件ですと、家賃が無料である間は、支払いの必要がないため、入居者的に無駄を省くことができます。
・入居前に支払う初期費用が安くなる。
引っ越すとなるとやはり入居者的に気になるのが初期費用です。一気にドン!とお金が飛んでいくため、生活を圧迫しかねません。となると、やはり初期費用は少しでも安く抑えたいものです。
そんなときに、フリーレントで一ヶ月分家賃が安くなればとてもうれしいですよね。
家賃6万円の物件でしたら初期費用が6万円安くなります。
つまりフリーレントは
無駄を省くことができる
&
初期費用を抑えることができる
というメリットが入居者にあるんですね。
では、オーナー様にはどんなメリットがあるのでしょうか。
メリット①ライバル物件よりも入居者を集めやすい
上の写真は不動産ポータルサイト『アットホーム』の物件検索画面です。
このように、物件を探している方がチェックを入れる条件欄にはフリーレントがあるんです。
ちなみに、アットホームには名古屋市全体で119,431件の物件が掲載されており、
フリーレントにチェックを入れるとなんと119件まで減ります。
また、アットホームだけではなく、
別のポータルサイトのスーモでの物件検索画面ではお得条件という欄にフリーレントがあります。
こちらのサイトでは物件が名古屋市全体で280,397件あり、フリーレントにチェックを入れると、1803件になりました。
どちらもフリーレントにチェックを入れると物件の数がグッと下がっています。
そのため、家賃を指定して検索をかけたときにもし、フリーレントにチェックを入れて調べていたとしたら、一気に競争率が下がり、目に留まりやすくなりますね。
メリット②家賃を下げなくても入居の確率が上がる
ずっとお部屋が空いているとその間家賃が入ってこないことになります。
そこで、対策として思い浮かぶのが家賃の減額ではないでしょうか。
しかし、家賃を下げてしまうことによって、すでに入居している方からの家賃減額の交渉もありえますし、何か大きなプラスになるようなメリットをつけなければ元の家賃に戻すことが難しくなってしまうおそれがあります。
そこで、家賃を下げてしまうのではなく、一度フリーレントで様子を見るのです。
フリーレントをつけることで長期間空室が続いてしまっていた物件にもひとつプラス点となるポイントがつき、空室が埋まる可能性があります。
ただ、それを目的として安く借りれるだけ借りてすぐに退去してしまうなんて入居者の方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、フリーレントをつける際には短期解約には違約金をつけるなどの対策をしておくことをおすすめします。
フリーレントで空室物件に魅力をつけ足しましょう!
入居者の方の費用面でメリットとなるフリーレント、オーナー様にも十分メリットがあるんですね。
空室物件を埋めるためには設備を新調したり、防犯対策を高めるなどのアプローチや、
家賃を減額する金銭面でのアプローチなどがあります。
家賃は一度下げてしまうと戻すことが簡単ではないですよね。
そのため、入居者を確保するためにも一度フリーレントをつけてみてはいかがですか?
数カ月は家賃が入ってこないことになりますが、それを拒んで空室が続くよりも結果的にはプラスになります!
他にも弊社ホームページでは空室を埋めるための情報を掲載しております。
→空室を埋めるためのリフォーム・修繕
→賃貸物件の管理は満室計画
お問い合わせは
0120-999-057
満室計画まで!
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