株式会社満室計画
2019年11月10日
賃貸住宅管理
秋のカビ
秋こそカビ対策を!
と、ようやく暑さが和らいできたある日、テレビでやっていました。
カビは、梅雨の季節だけじゃなかったんですね。
秋になるとカビが再び活発化する!
こんな記事を目にしました。
夏から秋へと気候が変化したときのカビの生育状況を確認するために、
夏を想定した気温(33℃)で培養したカビを秋の気温(27℃)に変えて培養を継続したところ、増殖が抑えられていたカビが温度条件の変化に伴い再び増殖を始めた。
つまり、「“夏バテ”していたカビは、秋になると再び活発になって増殖する」ことが確認されたというのです。
さらに、
夏を越したカビは鍛えられている?!
梅雨のカビと夏を越した「秋カビ」に違いがあるのかを調べた結果、
夏を想定した気温(30℃)で培養したカビ(「秋カビ」)と、梅雨を想定した気温(25℃)で培養したカビとを、カビの生育には適さない過酷条件(45℃に設定した試験容器)に置いて、時間の経過に伴う生菌数の推移を比較した。
その結果、夏を想定した気温で培養した「秋カビ」は、過酷な条件で生菌数が減少するもののその低下は緩やかで、耐性が高まっている可能性が示唆されました。
暑い夏を越した「秋カビ」は、梅雨のカビよりも、暑さに鍛えられた厄介な存在かもしれません。