株式会社満室計画
2019年10月22日
賃貸住宅管理
キンモクセイ
朝、玄関を出るとふわっとキンモクセイの香りがしました。
近所にキンモクセイの木があるんだ~
どこだろうと思っていると、自分の住んでいるマンションでした。
植栽に詳しくないので、花が咲くまで気づかなかったのです。
ところでキンモクセイって、香りはするけど視界の中にはなく、
どこで咲いているのか分からないってこと多いですよね。
中国名で“九里香”
一里は約4kmなので、名前から見ると約36kmも香るという意味です。
ただ、中国では一里が約400〜500mなので、実際は約3600〜4500m漂う事になるのでしょうか。
日本では花付きの良い雄株しか移入されていないため、中国まで行かないと実を見ることはできないそうです。
なおギンモクセイやウスギモクセイは日本にもごくまれに雌株が植えられており、これが実を付けた時にキンモクセイの実だとしばしば勘違いされるんだそうです。
こんな「効能」も
キンモクセイには昔から体内の酸化を防ぐ「抗酸化作用」があると言われ、食用花として愛されてきました。
近年では、研究の中でその優れた効果が証明されています。
・薬膳としてみる金木犀(キンモクセイ)
薬膳の分野では桂花(ケイカ)として知られています。
効能としては温中散寒(お腹を温め寒さを散らす)や理気(気の巡りをよくする)があるといわれています。
乾燥させたキンモクセイの花の部分を使用し、はちみつと混ぜて甘味料にしたり、白ワインに付け込んで薬膳酒にしたりと様々な用途で摂取することができます。