どん底からの不動産投資　2

第１章：失敗しない不動産投資

◯不動産があるなら、人に貸そう

　世の中にはさまざまな不動産投資法があります。

　現に書籍や、怪しそうな情報商材が世の中にたくさん出回っています。

　このため、自分にはどの投資手法が合っているのか、判断に迷う方もいらっしゃると思います。

　残念なことに、多くの方々は、自分に合わない投資法を選択してしまいます。

　この原因は「できるだけお金を使わず、苦労せず、たくさんのリターンを得ようとしてしまうからです。

　「楽して儲けたい」という気持ちから、頭の中が麻痺してしまうからです。
（キーワード出てきました！）

　楽して儲けたい。そう考えるのは悪くありません。

　しかし、これまでの人生、普段の生活の経験から、普通に考えたら判断を間違えることはないのに、不動産投資では誤った判断をしてしまう。

　これが不動産投資の怖いところです。

　本来、不動産投資に正解はなく、人によって適正な投資手法があると思います。

　何より、リスクヘッジに対応できる力量が、人それぞれ異なることを考えると、なおさらそうだと思います。

　結論から言ってしまうと、私は不動産投資は、賃貸業を行うのが一番良いと思っています。

　賃貸業と言うと、人気の投資法ではなく、一般の方々が狙っている投資とは、正反対の内容になります。

　でもどうでしょうか。

　ちまたには楽して儲けたい人たちがたくさんいて、だからある投資法に人気が集まる。

　そんな考えに左右されず、逆を行けば、そこに儲けがある。

　そう考えることはできないでしょうか。

　この逆に考えること、私がこれからお伝えする内容を理解するために、必要になってきますので、ちょっとアンテナを立てておいてください。