不動産投資本には書いていない賃貸住宅の未来、将来予測
今日よりお盆休みも終わって8月の後半戦も頑張って参ります!!
お休みの間、リフレッシュも兼ねて故郷の大阪に戻っておりました。
空室率が高くなって久しい大阪ですが、やはり街の規模は名古屋より大きいですね。当たり前ですけど。
改めて大阪の街を散策するとまだまだ大阪が空室が溢れかえってダメだとは思いにくいのですが、通勤距離の近隣都市が人口減少に伴い、空室が目立ってくるのでしょうか。
でも大阪の中心街はタワマンらしい建築物がわんさか建っていました。
名古屋のタワマンって数えらえるくらいですから寂しい限りです。
でも人口動態や経済的には明るいニュースしかない名古屋ではありますし、名古屋市内だけでも220万人以上の人が暮らしている大都市ですので、物件価格さえ魅力的な水準になれば素晴らしい街だといつも思っています。
しかし、近年20年近くの物件価格の推移を見ても、名古屋市内の物件は一向に下がりにくい傾向があります。借金が嫌いで現金を持っている人が多いからでしょうか。
地元に土着している人が昔から多く名古屋を離れないからもあると思います。
東京へは1時間半、大阪へは55分。京都になると35分で行けます。
なんと便利な都市でしょう。
リニア鉄道が通じるともっと便利になることを考えれば、名古屋ってとても素晴らしい街なんですけど、皆さん出世しては東京、大阪に戻って行ってしまいます(笑)
私の知人で結成していた『名古屋よそ者会』で名古屋に10年以上も残っているのはとうとう私だけになってしまいました。( ;∀;)
まぁ、でもメゲズに私は名古屋で頑張って参ります!!
話が横道に逸れてしまいました。
賃貸住宅の将来、未来って、どのようにお考えでしょうか?
人口が減少する日本はこれから空室がもっと増える?
すでに供給オーバーの賃貸住宅は、にっちもさっちも行かなくなる?
構造的に耐久年数をオーバーしてしまった物件が町中に溢れてしまう?
新築木造アパート投資をしてしまったサラリーマン大家さんの自己破産が増える?
あくまで私見ですが、日本全国で過疎化が進むことは間違いのない事実でこれからもっと顕在化してくることは明確です。
過疎化マップ
これを見る限り名古屋や東京などの大都市圏で過疎化が進むことは考えにくいでしょう。
もうすでに過疎化が始まっているエリアがとんでもなく加速がついて過疎化が進みます。
大都市圏で賃貸住宅経営をしている限りは過疎化に悩むこともなく、人口が減少してしまうエリアだとしても人がゼロにならない限り住んでもらえるような魅力的な物件にしていくだけですね。
でも、出来る限り、しなくてよい苦労はしたくないのが心情でしょう。
賃貸住宅業もポートフォリオの組み換えの意識が必要な時代になってきています。(前からだよと声が聞こえてきますがそれは置いておきます)
人口が減少するエリアや成長が見込めない物件などを出来るだけ早期に手放すことを考えて、大都市圏の乗降客数が最低でも1万人以上の駅のエリアに資産を移し替えておくべきしょう。
1万人以上の流動的な人口が居て、たかが20戸30戸のマンションを埋められないのであれば、それはそもそも人様に好まれていない物件なので、その物件の魅力を上げる努力をするべきでしょう。
不動産投資は、何度も申し上げていますが最初が勝負です。
高く買ってしまった物で、儲けることはなかなか難しく、回収サイトが異常に長い投資でもあります。
慌てず10年20年その物件と付き合っていくことを考えて、落ち着いて適正価格で購入していれば、末永い運営を心掛け入居者さんをもてなす事を厭わなければ、日本がどんな世の中になったとしても、全然OKでしょう。
人が生きている限り、住宅は無くならないのですから、いつの時代でも選んでもらえるような物件を創り続けていれば良いだけですね!!(新築ではありません)
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