昭和13年生まれの原チャリライダー
先日、不在配達の荷物を受け取りに郵便局に行った時のことです。
日〇郵〇が末期状態の仕事だと言う事は今回の趣旨ではないので書きませんが困っている人を見て無視する姿勢は終わってるなとは思います。(笑)
(全部の人がそうだと言うわけでもなく、立派なお仕事をされている人も当然いらっしゃいます)
その荷物の受け取り窓口に長蛇の列ができているのに担当が一人しかおらず、またその人がドンくさいのは我慢しましょう。
その横で知らんぷりして悠長にぼさぁ~~と仕事しているのか遊んでいるのか分からないような人が数人いました。
民間のサービス業なら考えにくい状況です。(日〇郵〇はもう立派な民間企業のはずなんですが・・・)
列に並んで自分の順番を待っていると、お婆さんが自分の運転免許証とご不在連絡票を手に持ってすごすごとやって来られました。
別に特段、気にも止めていなかったのですが私の前に来てしんどそうに、小さく「はぁはぁ」言っているので早くして欲しいですねぇ~なんて話しかけた折に手にしていた免許証の生年月日がたまたま見えたのですが、「昭和13年〇月◎日」と表示されていました。
私の父が昭和14年生まれなので父より1つ年上だと荷物の受け取りに来るのも大変だなと両親の傍に居ていないのでなんだか親不孝に気持ちになったので後でお小遣いでも振り込んで贖罪に勤めようと思った次第です。
話はこのお婆さんに戻りますが、私も荷物を受け取って駐車券を貰ったりしている間に、お婆さんも荷物を受け取ったご様子で玄関で鉢合わせることになったのですが、なんと原チャリで来られているではありませんか!!!
ひと間違いかと良く見直しても先ほどのお婆さんです。
80歳でヘルメット被って原チャリで一般道を走って帰るのか!!と思うとなんだかとても心配になるのは私だけではないでしょう。。。
列に立って並んでいるだけで「はぁはぁ」言ってる人が、出そうと思えば時速80キロは出るであろう原動機付自転車にまたがって運転することの恐怖・・・。
とは言え私にそのお婆さんの運転を禁止する権限もありません。
だまって見守るしかありませんし、出来ることなら関わりたくないのが本心です。
見なかったことにして、さっさと自分の車に乗り込み、駐車場から出ようとしたその前方から何やら原チャリに乗ったお婆さんが入ってこようとしているではありませんか!!!
思はず「マジかぁ!!!」と叫んでいましたが、クラクションを鳴らしてビックリして転倒でもされたら面倒なのじっと見つめて転回して出て行ってくれるのを生温かく見守っていました。
まぁ、ヤバいほど動きがスローで、ぎこちなかったですがゆっくりとギクシャクしながら展開してほどなく出て行きましたが事故を起こさずに本当に帰れるか心配のレベルの動きでした。
あの運転を誰も止める術がないのだろうか?
先日よりメディアで高齢者の起こす悲惨な事故を見聞きするたびに運転者の自由で乗れる限界をもう少しシビアにする法制化は高齢化社会にとっては必然の流れなのに、消費税や憲法改正、やれ北朝鮮や韓国の横暴に振り回されて肝心の国民の実生活を脅かす社会問題を野放しにしている状況は本当に恐怖すら感じます。
とか思いながら駐車場を出て信号待ちをしていると、先ほどのお婆さんがなんと前方の信号が赤にも関わらず歩道に乗り上げて左折して私の視界から消えていきました・・・・。マジか・・・。
あれでぶつかった車とか、歩道を普通に歩いてる歩行者とか堪ったもんじゃないです。こちらも気を付けると言っても気のつけようがないレベルの道路交通法の無視。暴走族よりもタチが悪いのではないでしょうか。
うぅ~~~ん。
高齢者を一概に一括りにすることは愚策だとは思います。お歳を召されても全然、カクシャクとされている方々もたくさん知っています。
しかし、卑近な例ですが自分の父親の車の運転がとても心配のレベルになっていることも事実です。乗るなと言っても父親自身が生活が不便だからと運転しているのを見過ごしている現状もあります。
早く完全自動運転の自動車社会にならないかと嘆いてみてもあと10年はなりそうにありません。
未曽有の高齢化社会への適応がこれからのどの産業や会社、事業でも火急の課題であることは間違いありませんね。
でもその課題に真剣に上手く対応できた会社こそ次の時代をリードする会社や産業になっていくのでしょう。
私たち賃貸住宅産業もどのように向き合っていくか真剣に考えねばいけない時期には来ています。
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