節税と脱税の違い
節税と言う名の『脱税』になってはいけないことは皆様は百も承知だと思います。
不肖な私でさえ26年も経営者業をやっていると脱税にお得なことなど一つもなくリスクしかないことは理解しています。
では、節税はしない方が良いのでしょうか?会社経営や賃貸住宅経営において急な入用があって現金が必要な時に収めた税金から資金を借りることは出来るのでしょうか?当然、そんなことは無理なわけです。
お金を用立てて火急な入用に対応するには、蓄えが必要です。
法治国家である日本では、法律を守り、国民の三大義務の一つである納税をきっちりと果さなければいけません。その上で、その法律に守られた権利を行使して払わなくて良い税金は払うべきではないと思います。
例えば、小さい話になりますが印紙税ってありますよね?あの領収書に貼るやつです。
金額が知れているので皆様はあまり気になさることもないと思いますが契約書や請負書に貼る時にその契約金額によって印紙税額が変わりますので、ちりも積もれば、馬鹿にならない金額になります。
契約金額が大きくなると数万円とかになったりします。
これをバレないだろうと貼らないと税務署さんに見つかると、なんと!!!
倍の金額を課徴金として取られます。
倍って(笑)
金額が小さいからってバカに出来ないですよね。
なので、日々、印紙を貼らないといけない契約書や領収書には必ず貼るように心がけるべきです。
また消費税もそうです。お客様から受け取った消費税は売上ではなく、『預り金』です。
人様のお金を一旦預かっているだけなんです。
使っちゃダメなんですよね(笑)
使っちゃっていざ半年に一度、納める時期が来た時にお金が足りないとなったら、滞納税金に掛かる遅延税ってものが掛かります、今はまだマシになりましたがその昔は14.7%ぐらい掛かっていた時代がありました。今は確か9%か10%かだと思います。(詳しくはお調べください)
納めるべき税金はキッチリと納める。
そして払わなくて良い税金は絶対に払わない。これ基本ですよね。
まぁ、当たり前のことなんですけど、改めて、税金と資金繰りついて考えています。
その節税が会社を殺す お金に強い社長がコッソリやってる節税&資金繰りの裏ルール31
会社にお金を残したいなら今すぐ経費を増やしなさい グレーゾーンが白になる47の節税ルール
不動産投資のお金の残し方 裏教科書 税理士大家さんがコッソリ教える
を、一気に読んでいます。
読み終わったらまた書きます。
関連した記事を読む
- 2021/04/28
- 2021/04/26
- 2021/04/22
- 2021/04/21